ブギーポップ・クエスチョン 沈黙ピラミッド(上遠野浩平)


ブギーポップ・クエスチョン 沈黙ピラミッド


バラバラに進行する事象が、最後に1本の線に繋がり結末に至るストーリーラインはいつものとおり。
また、今回も本筋に進展は見られず。。
筆者にとってこの作品、すでにライフワークと化しているのかもね。

ただ今回はビートのディシプリンのような疾走感と、明日へ繋がる希望みたいな前向きな印象がなかったなー。
淡々と事件に巻き込まれた過程と結果を描いただけといった趣。
筆者の作風と言ってしまえばそれまでかもね。
ヒロイン?たちの精神的な変化は見てとれたけど、その大部分は後ろ向きな感じ。。もやもやした読後感でした。